店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

英雄のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

殆ど逆ギレだ・・・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のガキが店に入ってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。Matthewsnickはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAnna_busがやってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。得意万面で初恋の話をしだした。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Arthurcomは1歩もその場を動こうとしなかった。

小生はこの時のArthurcomの笑顔を未だに忘れない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。得意万面で初恋の話をしだした。

そう思っただけで実際には何も言わなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。Donaldtaignという名前は覚えるのに一苦労だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

まるで小学生の会話だった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またSheilaDoomoがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。何を思ったのか年増の話しをはじめた。

どう聞いても自慢話だった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJazz_play_Hogがやってきた。言わずと知れたJazz_play_Hog団のボスだ。Jazz_play_Hogはオバサンから聞いたという話をしだした。

おつむがちょっと弱そうだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJazz_play_Hogがやってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。Jazz_play_Hogはつっけんどんな態度でこう言った

そう言った途端、大粒の涙がJazz_play_Hogの目から溢れた。