朝方、前に見たことがある彼氏が入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

ThomasDixはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

朝方、何回かこの店を利用している野郎が入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。DallasFumは1歩もその場を動こうとしなかった。

DallasFumは人の話を全く聞こうとしなかった。

朝方、前に見たことがある優男が入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。DallasFumは周りを警戒するようにこう言い出した。

そしてこの後、驚愕の事実が！

朝方、前に見たことがある二枚目が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。DallasFumは人妻から聞いたという話をしだした。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

朝方、前に見たことがある男性が入ってきた。DallasFumは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

何を言いたいのかサッパリ分からない。

朝方、前に見たことがある男が入ってきた。Howardincorというふざけた名前の男だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

うん？どっかで聞いたような台詞だ・・・・・。

朝方、何回かこの店を利用している男性が入ってきた。Stevereextは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

このStevereextは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

朝方、前に見たことがある坊主が入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

そう言いながらもセックスアピールを忘れない。

朝方、前に見たことがある青年が入ってきた。青年の美貌に店内中の淑女が息をのむ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

Stevereextを警察に通報するべきか悩むところだ・・・。

朝方、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。DallasFumという名前は覚えるのに一苦労だ。DallasFumは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

もはや現実を直視する事はできないようだ。