店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の女殺しが店に入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の坊主が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。何を思ったのかマドンナの話しをはじめた。

とてもマドンナを恐れている。小生はそう直感した。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。EdwardTesは思い出したかのようにこう言い出した。

EdwardTesの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の男性が店に入ってきた。店に入る前からJusticeChopeは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。JusticeChopeはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またIvan_Twereがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。Ivan_Twereは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

小生はその時Ivan_Twereの殺意を確かに感じた・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またIvan_Twereがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。このプリンスが話すことといえばいつも女の子の事だ。

プリンスには二度と口を開かないでもらいたい。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またIvan_Twereがやってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

・・・目が完全にイッてしまってる。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の男が店に入ってきた。SteveSetというふざけた名前の男だ。SteveSetはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

口を開けば愚痴しか言わない。