大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。言わずと知れたJessiedam団のボスだ。このミスターが話すことといえばいつも女の子の事だ。

この店でのトラブルはごめんだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るTerryveRが入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。TerryveRはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

とてもレディを恐れている。小生はそう直感した。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJosephHeichが入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。この彼氏が話すことといえばいつも美女の事だ。

JosephHeichの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のRobertWellaがいつものように入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJosephHeichが入ってきた。JosephHeichというふざけた名前の男だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJosephHeichが入ってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。JosephHeichは1歩もその場を動こうとしなかった。

JosephHeichは一度医者に診てもらった方がいいかもしれない・・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している御曹司が入ってきた。JosephHeichと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

この後、JosephHeichは出入り禁止にさせてもらった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のRobertbupがいつものように入ってきた。Robertbupはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。Robertbupはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

・・・目が完全にイッてしまってる。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。AmberSmelfという名前は覚えるのに一苦労だ。AmberSmelfは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

社会に対する怒りを小生にぶつけてきた。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るTerryveRが入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。何を思ったのかオバサンの話しをはじめた。

読者諸君にここでタネを明かそう。若造はこの時重大な嘘をついていた。