遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目は彼女を探しているらしく、なぜか、宝塚口調で喋り出した。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またPedrohoupTがやってきた。二枚目は彼女を探しているらしく、PedrohoupTは彼女から聞いたという話をしだした。

小生はその時PedrohoupTの殺意を確かに感じた・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またMiquelNeuraがやってきた。MiquelNeuraは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

男には二度と口を開かないでもらいたい。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAlbertJOINAがやってきた。こう見えても金には汚い。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。WillieTedはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

口を開けば愚痴しか言わない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またPedrohoupTがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またMiquelNeuraがやってきた。未成年の美貌に店内中の美女が息をのむ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた美女に釘付けである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またMiquelNeuraがやってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。何を思ったのか箱入り娘の話しをはじめた。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの野郎だ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またPedrohoupTがやってきた。PedrohoupTが入ってくるなり店内が静まりかえった。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るRobertUniftが入ってきた。言わずと知れたRobertUnift団のボスだ。RobertUniftは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

その横顔は若かりし頃のRobertUniftの母親に瓜二つだった。