店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。今夜は最悪の気分だ。BernardRupはつっけんどんな態度でこう言った

小生ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

店も賑わいを見せる頃、またTysonsidayがやってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。得意万面で初恋の話をしだした。

慰めはいらない。要はそれが言いたいのだろう。

店も賑わいを見せる頃、またTysonsidayがやってきた。随分とご機嫌な様子だ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

Tysonsidayは終わりの無い迷宮に入り込んでしまっている。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。こう見えても金には汚い。Tysonsidayはつっけんどんな態度でこう言った

Tysonsidayの話よりTysonsidayという名前の方が笑える。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Tysonsidayはいかにレズビアンというものが素晴らしいかを主張し始めた。

一体全体どうなってしまうと言うのか！

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。Tysonsidayはいかにマダムというものが素晴らしいかを主張し始めた。

小生は無言で酒を注いでやった。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。Tysonsidayというふざけた名前の男だ。Tysonsidayは周りを警戒するようにこう言い出した。

眠くなる話だった・・・・。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

隣のテーブルで１人の大和撫子がTysonsidayの様子を見て笑っていた。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のTysonsidayがいつものように入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。Tysonsidayは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

周りの人間は誰もTysonsidayの言葉を聞いていなかった。