まだ日も高いうちに、この店の常連のKennethbugがいつものように入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Kennethbugはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

Kennethbugは終わりの無い迷宮に入り込んでしまっている。

まだ日も高いうちに、この店の常連のKennethbugがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

Kennethbugの話よりKennethbugという名前の方が笑える。

まだ日も高いうちに、この店の常連のKennethbugがいつものように入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。何を思ったのか箱入り娘の話しをはじめた。

一体全体どうなってしまうと言うのか！

まだ日も高いうちに、前に見たことがある彼氏が入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。何を思ったのか箱入り娘の話しをはじめた。

小生は無言で酒を注いでやった。

まだ日も高いうちに、割とよく来るDavidgamが入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。何を思ったのか老婆の話しをはじめた。

眠くなる話だった・・・・。

まだ日も高いうちに、割とよく来るDavidgamが入ってきた。この前新聞に載っていたホモだ。Davidgamは今の仕事の雑誌拾いを辞めたいというような話をしてきた。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

まだ日も高いうちに、この店の常連のKennethbugがいつものように入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。Kennethbugは今の仕事のスリを辞めたいというような話をしてきた。

このKennethbugは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

まだ日も高いうちに、割とよく来るDavidgamが入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

周りの人間は誰もDavidgamの言葉を聞いていなかった。

まだ日も高いうちに、この店の常連のKennethbugがいつものように入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Kennethbugは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

Kennethbugが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

まだ日も高いうちに、この店の常連のKennethbugがいつものように入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。Kennethbugはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。