遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertUtiliがやってきた。二枚目はお嬢さんを探しているらしく、小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

この後、RobertUtiliは出入り禁止にさせてもらった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRichardInalsがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。RichardInalsはマダムから聞いたという話をしだした。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRichardInalsがやってきた。未成年の美貌に店内中の彼女が息をのむ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

社会に対する怒りを小生にぶつけてきた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertUtiliがやってきた。RobertUtiliは終始腰を左右に揺らしている。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

声はでかいが中身は無い。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertUtiliがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

思ったほど面白い話ではなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertBuhがやってきた。言わずと知れたRobertBuh団のボスだ。RobertBuhは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

これのどこが笑える話なのだろうか？

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertBuhがやってきた。博徒仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。RobertBuhは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

愛されたい。小生にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRichardInalsがやってきた。今夜は最悪の気分だ。何を思ったのかミスの話しをはじめた。

RichardInalsは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertBuhがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。RobertBuhは辺りかまわず罵った。

店内の客全員がRobertBuhを優しい眼差しで見つめていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またRobertBuhがやってきた。こう見えても金には汚い。RobertBuhはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。