まだ日も高いうちに、またDannybaicsがやってきた。Dannybaicsという名前は覚えるのに一苦労だ。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

・・・目が完全にイッてしまってる。

まだ日も高いうちに、またJuliusfaurlがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。レズビアンから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

社会に対する怒りを小生にぶつけてきた。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある若造が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。この若造が話すことといえばいつもコギャルの事だ。

読者諸君にここでタネを明かそう。若造はこの時重大な嘘をついていた。

まだ日も高いうちに、またJuliusfaurlがやってきた。こう見えても金には汚い。何を思ったのかレディの話しをはじめた。

要は小生にもノミ屋を薦めているのである。

まだ日も高いうちに、この店の常連のWilliamGonseがいつものように入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。WilliamGonseはつっけんどんな態度でこう言った

これのどこが笑える話なのだろうか？

まだ日も高いうちに、割とよく来るWilliamGonseが入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

愛を捨てたWilliamGonseの言葉はあまりにも悲しかった。

まだ日も高いうちに、またShermannuhがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

Shermannuhは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

まだ日も高いうちに、またJuliusfaurlがやってきた。ノミ屋仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

店内の客全員がJuliusfaurlを優しい眼差しで見つめていた。

まだ日も高いうちに、またShermannuhがやってきた。この女殺しにつかまったら大概の女の子は人生の地獄を見る。何を思ったのか女の子の話しをはじめた。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

まだ日も高いうちに、またJuliusfaurlがやってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

ミスとギャンブルと酒の話。このホモには3種類の話題しかない。