店も賑わいを見せる頃、またClaytonexirlがやってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

もうそんな事を言う歳でも無いと思うのだが。

店も賑わいを見せる頃、またDonaldsoifyがやってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。Donaldsoifyは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

店も賑わいを見せる頃、またGreggSakixがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。GreggSakixはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

この時のこのGreggSakixの台詞が果たしてどんな意味を持っていたのか・・・。そのときの小生には予想すらできなかった。

店も賑わいを見せる頃、またTimothyEmegoがやってきた。二枚目は生娘を探しているらしく、小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

冗談にしては笑えない。

店も賑わいを見せる頃、またBryantLokがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。BryantLokは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

店も賑わいを見せる頃、またClaytonexirlがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。Claytonexirlは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

店も賑わいを見せる頃、またGreggSakixがやってきた。GreggSakixというふざけた名前の男だ。この男が話すことといえばいつもコギャルの事だ。

小生はこの時のGreggSakixの笑顔を未だに忘れない。

店も賑わいを見せる頃、またClaytonexirlがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。Claytonexirlは1歩もその場を動こうとしなかった。

世も末だ・・・。

店も賑わいを見せる頃、またGreggSakixがやってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。GreggSakixはいかに老婆というものが素晴らしいかを主張し始めた。

そう言ってGreggSakixは不気味にはにかんだ。

店も賑わいを見せる頃、またDonaldsoifyがやってきた。Donaldsoifyというふざけた名前の男だ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

どう聞いても自慢話だった。