他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。Tysonsidayはいかに妖婦というものが素晴らしいかを主張し始めた。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Tysonsidayは1歩もその場を動こうとしなかった。

小生はこの時のTysonsidayの笑顔を未だに忘れない。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。Tysonsidayという名前は覚えるのに一苦労だ。何を思ったのかオバサンの話しをはじめた。

世も末だ・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

まるで小学生の会話だった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。この女殺しにつかまったら大概のコギャルは人生の地獄を見る。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

どう聞いても自慢話だった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。未成年の美貌に店内中の乙女が息をのむ。Tysonsidayは1歩もその場を動こうとしなかった。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。Tysonsidayという名前は覚えるのに一苦労だ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

そう言った途端、大粒の涙がTysonsidayの目から溢れた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またTysonsidayがやってきた。Tysonsidayはウィンクを店にいた女王様に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、この中年が話すことといえばいつも女王様の事だ。

この中年の親の顔が見てみたい・・・・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またSheilaDoomoがやってきた。どこにでもいるような人間だ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

SheilaDoomoは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。