大分夜も遅くなった頃、割とよく来るNolanweallが入ってきた。雑誌拾い仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。美女から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

そう言ってNolanweallは不気味にはにかんだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るCharleyFUTが入ってきた。CharleyFUTはウィンクを店にいた大和撫子に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

どう聞いても自慢話だった。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るLouisApemsが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。LouisApemsはいかに女の子というものが素晴らしいかを主張し始めた。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るLouisApemsが入ってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

そう言った途端、大粒の涙がLouisApemsの目から溢れた。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用しているオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。�共�亨�ｰ��幣�徐はいかにお嬢さんというものが素晴らしいかを主張し始めた。

このオヤジの親の顔が見てみたい・・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJasonSpistが入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

そう・・。JasonSpistは生き地獄を味わってきたのだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJasonSpistが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。JasonSpistはいかにマダムというものが素晴らしいかを主張し始めた。

聞いてはいけない話だったような気がする。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJasonSpistが入ってきた。雑誌拾い仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

誰かこのオヤジを止めてくれ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るSpencerNetが入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

・・・誰か通訳してくれ。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用しているオヤジが入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

事実だとしたらかなりやばい話だ。