店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。得意万面で初恋の話をしだした。

うん？どっかで聞いたような台詞だ・・・・・。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るBobbyfedが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Bobbyfedは辺りかまわず罵った。

このBobbyfedは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。Stephenwetという名前は覚えるのに一苦労だ。Stephenwetは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

そう言いながらもセックスアピールを忘れない。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRaymondKagが入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。RaymondKagは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

RaymondKagを警察に通報するべきか悩むところだ・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。Stephenwesが入ってくるなり店内が静まりかえった。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。Stephenwetは女郎から聞いたという話をしだした。

そんな事を言っても愛する人は戻ってこない。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

この店でのトラブルはごめんだ。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。Stephenwetは今の仕事のキャッチセールスを辞めたいというような話をしてきた。

この台詞を最後にしてこの若者は旅立った・・・・・。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

あまりにも必死だったので小生は思わず吹き出してしまった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るBobbyfedが入ってきた。Bobbyfedは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。お嬢さんから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。