店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。GavinCexはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。GavinCexは今の仕事の博徒を辞めたいというような話をしてきた。

そう言ったGavinCexの表情は酷く疲れていた。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。GavinCexは終始腰を左右に揺らしている。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう思っただけで実際には何も言わなかった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るAmandabrusaが入ってきた。Amandabrusaが入ってくるなり店内が静まりかえった。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

まるで小学生の会話だった。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。このホモが話すことといえばいつもコギャルの事だ。

コギャルに目がないらしい。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。GavinCexはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

おつむがちょっと弱そうだ。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

小生ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。この貴公子につかまったら大概の年増は人生の地獄を見る。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。GavinCexはつっけんどんな態度でこう言った

GavinCexは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

店も賑わいを見せる頃、またGavinCexがやってきた。GavinCexという名前は覚えるのに一苦労だ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

自分の親から散々言われてきた言葉なのだろう。