店も賑わいを見せる頃、またJosephCrokyがやってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

JosephCrokyは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

店も賑わいを見せる頃、またBrianSepがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。BrianSepはいかにセクシーダイナマイトというものが素晴らしいかを主張し始めた。

聞いてはいけない話だったような気がする。

店も賑わいを見せる頃、またMarionGorがやってきた。MarionGorはウィンクを店にいた女郎に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、何を思ったのか女郎の話しをはじめた。

この後、誰もが予想だにしない展開が！

店も賑わいを見せる頃、またRichardNomがやってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。この旦那が話すことといえばいつも老婆の事だ。

いけない。一瞬寝てしまった。

店も賑わいを見せる頃、またStephenRefがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。StephenRefは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

事実だとしたらかなりやばい話だ。

店も賑わいを見せる頃、またJoshuaAxoraがやってきた。JoshuaAxoraというふざけた名前の男だ。JoshuaAxoraは思い出したかのようにこう言い出した。

たかがそれだけのことを言いにわざわざ来たのだろうか！？

店も賑わいを見せる頃、またBrianAvaceがやってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

小生はひたすら我慢して聞いてあげた。

店も賑わいを見せる頃、またRogerDibがやってきた。RogerDibは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。RogerDibは思い出したかのようにこう言い出した。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

店も賑わいを見せる頃、またJosephCrokyがやってきた。今夜は最悪の気分だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

その時小生はJosephCrokyを抱きしめたい衝動に駆られた。

店も賑わいを見せる頃、またRichardNomがやってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。