遅い昼飯でも食べに来たのか、またAlbertarispがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。Albertarispはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

とてもミスを恐れている。小生はそう直感した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAlbertarispがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

Albertarispの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAlbertarispがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Albertarispは辺りかまわず罵った。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある貴公子が入ってきた。この貴公子につかまったら大概の淑女は人生の地獄を見る。この貴公子が話すことといえばいつも淑女の事だ。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAlbertarispがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

小生はその時Albertarispの殺意を確かに感じた・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある優男が入ってきた。Fulfilment5_Dedgeが入ってくるなり店内が静まりかえった。Fulfilment5_Dedgeは1歩もその場を動こうとしなかった。

この後、Fulfilment5_Dedgeは出入り禁止にさせてもらった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAlbertarispがやってきた。今夜は最悪の気分だ。Albertarispはいかにセクシーダイナマイトというものが素晴らしいかを主張し始めた。

・・・目が完全にイッてしまってる。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Bogdanoqaは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

社会に対する怒りを小生にぶつけてきた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある男が入ってきた。Thomasshiseは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。Thomasshiseは周りを警戒するようにこう言い出した。

読者諸君にここでタネを明かそう。男はこの時重大な嘘をついていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。この学生が話すことといえばいつも女郎の事だ。

要は小生にも無職を薦めているのである。