朝方、割とよく来るRandytobが入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。何を思ったのか女王様の話しをはじめた。

英雄には二度と口を開かないでもらいたい。

朝方、この店の常連のGeorgebugがいつものように入ってきた。Georgebugという名前は覚えるのに一苦労だ。Georgebugは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

・・・目が完全にイッてしまってる。

朝方、何回かこの店を利用しているジェントルマンが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。StephenComはいかに箱入り娘というものが素晴らしいかを主張し始めた。

口を開けば愚痴しか言わない。

朝方、何回かこの店を利用している青年が入ってきた。青年の美貌に店内中のお嬢さんが息をのむ。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

朝方、この店の常連のGeorgebugがいつものように入ってきた。言わずと知れたGeorgebug団のボスだ。Georgebugは最近の乙女がいかに腹立つかを力説しはじめた。

要は小生にもこそ泥を薦めているのである。

朝方、割とよく来るRandytobが入ってきた。未成年の美貌に店内中の大和撫子が息をのむ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの未成年だ。

朝方、何回かこの店を利用している男性が入ってきた。Trevorwhifeはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。Trevorwhifeは辺りかまわず罵った。

愛を捨てたTrevorwhifeの言葉はあまりにも悲しかった。

朝方、割とよく来るRandytobが入ってきた。この女殺しにつかまったら大概のオバサンは人生の地獄を見る。Randytobはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

その横顔は若かりし頃のRandytobの母親に瓜二つだった。

朝方、割とよく来るRandytobが入ってきた。二枚目は女郎を探しているらしく、何を思ったのか女郎の話しをはじめた。

今ここに一人の神が誕生した。

朝方、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Chrisdowはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。