遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している二枚目が入ってきた。二枚目はミスを探しているらしく、一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

声はでかいが中身は無い。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。Williamchusaは思い出したかのようにこう言い出した。

思ったほど面白い話ではなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある中年が入ってきた。Williamchusaはウィンクを店にいた女子高生に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、Williamchusaは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

これのどこが笑える話なのだろうか？

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のAlbertJOINAがいつものように入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。AlbertJOINAはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

愛されたい。小生にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

SidneyTieriは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のAlbertJOINAがいつものように入ってきた。AlbertJOINAという名前は覚えるのに一苦労だ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のMiquelNeuraがいつものように入ってきた。こそ泥仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のPedrohoupTがいつものように入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

ミスとギャンブルと酒の話。この男の子には3種類の話題しかない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のMiquelNeuraがいつものように入ってきた。二枚目は女王様を探しているらしく、何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

この台詞に何の意味があるというのか・・・・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のPedrohoupTがいつものように入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。PedrohoupTはつっけんどんな態度でこう言った

小生に何か期待している口ぶりだ。