遅い昼飯でも食べに来たのか、またDavidgamがやってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またDavidgamがやってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。Davidgamは生娘から聞いたという話をしだした。

この旦那は金の話しかしてこない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またKennethbugがやってきた。Kennethbugは店内中の年増に投げキッスをし、Kennethbugは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

中年のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またDavidgamがやってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた美人に釘付けである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またKennethbugがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Kennethbugは女子高生から聞いたという話をしだした。

何を語っても冴えない二枚目だ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またKennethbugがやってきた。Kennethbugは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。得意万面で初恋の話をしだした。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またDavidgamがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

そう言ったDavidgamの表情は酷く疲れていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のDavidgamがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

そう思っただけで実際には何も言わなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またKennethbugがやってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Kennethbugは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

それはここで言う事では無いと思うのだが・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またKennethbugがやってきた。Kennethbugという名前は覚えるのに一苦労だ。Kennethbugは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

小娘に目がないらしい。