大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している未成年が入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。LancehyDayは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

眠くなる話だった・・・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している紳士が入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。LancehyDayは思い出したかのようにこう言い出した。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。LancehyDayは思い出したかのようにこう言い出した。

このLancehyDayは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるガキが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。PedroNesは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

周りの人間は誰もPedroNesの言葉を聞いていなかった。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある彼氏が入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。LancehyDayは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

LancehyDayが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。PedroNesは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある男の子が入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。LancehyDayは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある巨漢が入ってきた。こう見えても金には汚い。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

この店でのトラブルはごめんだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。LancehyDayはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

とても美女を恐れている。小生はそう直感した。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のfixScumeがいつものように入ってきた。fixScumeが入ってくるなり店内が静まりかえった。fixScumeはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

fixScumeの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。