大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。この野郎が話すことといえばいつもレズビアンの事だ。

そう言って、得意の嘘泣きをはじめた。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある男が入ってきた。StevenKethyは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。StevenKethyは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

ここにも一人、季節の終わりに取り残された男がいた。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のLouisereildがいつものように入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

Louisereildの言葉に時間が止まった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のDanielLAMがいつものように入ってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

もはや現実を直視する事はできないようだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。�ヨ�ｪｨ�ｳ卓寳は店内中の女王様に投げキッスをし、�ヨ�ｪｨ�ｳ卓寳は独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

もうそんな事を言う歳でも無いと思うのだが。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のBernardMicがいつものように入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。BernardMicは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そう言って自分の頭をコツンと殴りエヘッと笑ってベロを出した・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。VernonSUrgyは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

この時のこのVernonSUrgyの台詞が果たしてどんな意味を持っていたのか・・・。そのときの小生には予想すらできなかった。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある二枚目が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。DavidBumはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

冗談にしては笑えない。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある男の子が入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

小生の意識はAndreJZの鼻の穴から伸びている一本だけ長い毛に釘付けで、話を聞いている余裕はなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用しているホモが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。HerbertRenはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。