遅い昼飯でも食べに来たのか、またEdwardgreatがやってきた。Edwardgreatという名前は覚えるのに一苦労だ。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

・・・誰か通訳してくれ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またEdwardgreatがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

可哀想だが小生は全然話を聞いていなかった。

まだ日も高いうちに、またTobiaswoushがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Tobiaswoushは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

まだ日も高いうちに、またTobiaswoushがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Tobiaswoushはレディから聞いたという話をしだした。

そう言いながらTobiaswoushは恍惚の表情を浮かべた。

まだ日も高いうちに、またEdwardgreatがやってきた。ホスト仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Edwardgreatはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。Veronicamerは店内中のお嬢さんに投げキッスをし、Veronicamerはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

まだ日も高いうちに、またTobiaswoushがやってきた。Tobiaswoushは終始腰を左右に揺らしている。Tobiaswoushは思い出したかのようにこう言い出した。

・・・不様としか言いようが無い。

まだ日も高いうちに、またMatthewVaXがやってきた。MatthewVaXという名前は覚えるのに一苦労だ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

はい、お疲れさん。

まだ日も高いうちに、割とよく来るMichaelCrokYが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

このホモからこの話が出てくるとは思わなかった。