朝方、またPedrotubがやってきた。二枚目は女王様を探しているらしく、この二枚目が話すことといえばいつも女王様の事だ。

Pedrotubの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

朝方、またPhilipVenがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

朝方、またEveretthieltがやってきた。どこにでもいるような人間だ。このガキが話すことといえばいつも貴婦人の事だ。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

朝方、またPedrotubがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。この旦那が話すことといえばいつも彼女の事だ。

小生はその時Pedrotubの殺意を確かに感じた・・・。

朝方、またEveretthieltがやってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

若造には二度と口を開かないでもらいたい。

朝方、またPedrotubがやってきた。Pedrotubは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。Pedrotubはつっけんどんな態度でこう言った

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

朝方、またGeraldDiugsがやってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。GeraldDiugsはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

口を開けば愚痴しか言わない。

朝方、またGeraldDiugsがやってきた。言わずと知れたGeraldDiugs団のボスだ。このミスターが話すことといえばいつも女王様の事だ。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

朝方、またPhilipVenがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

要は小生にもキャッチセールスを薦めているのである。

朝方、またThomasMixがやってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。美女から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの若造だ。