まだ日も高いうちに、またGeorgebugがやってきた。どこにでもいるような人間だ。何を思ったのか彼女の話しをはじめた。

・・・目が完全にイッてしまってる。

まだ日も高いうちに、この店の常連のJasoncerseがいつものように入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Jasoncerseは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

口を開けば愚痴しか言わない。

まだ日も高いうちに、またLeonardTenがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。LeonardTenはいかに生娘というものが素晴らしいかを主張し始めた。

読者諸君にここでタネを明かそう。紳士はこの時重大な嘘をついていた。

まだ日も高いうちに、またGeorgebugがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

要は小生にも売人を薦めているのである。

まだ日も高いうちに、この店の常連のJasoncerseがいつものように入ってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。Jasoncerseはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの学生だ。

まだ日も高いうちに、またChrisdowがやってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

愛を捨てたChrisdowの言葉はあまりにも悲しかった。

まだ日も高いうちに、またRandytobがやってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。Randytobはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

その横顔は若かりし頃のRandytobの母親に瓜二つだった。

まだ日も高いうちに、またTrevorwhifeがやってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

今ここに一人の神が誕生した。

まだ日も高いうちに、この店の常連のDarrenbeitoがいつものように入ってきた。この女殺しにつかまったら大概の女子高生は人生の地獄を見る。こそ泥という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

まだ日も高いうちに、この店の常連のTracyVatがいつものように入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。TracyVatはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

この巨漢もたまには語りたいのだろう。