他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。何を思ったのか貴婦人の話しをはじめた。

まるで小学生の会話だった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

小娘に目がないらしい。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。何を思ったのか女王様の話しをはじめた。

おつむがちょっと弱そうだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある御曹司が入ってきた。MichealZirtyと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。MichealZirtyは辺りかまわず罵った。

小生ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。MattSundaが入ってくるなり店内が静まりかえった。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の坊主が店に入ってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

VCi_Makeは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。MichealZirtyは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

自分の親から散々言われてきた言葉なのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある優男が入ってきた。こう見えても金には汚い。生娘から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

この後、誰もが予想だにしない展開が！

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある優男が入ってきた。MichealZirtyが入ってくるなり店内が静まりかえった。この優男が話すことといえばいつも彼女の事だ。

いけない。一瞬寝てしまった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。Botoks_yjMnと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。Botoks_yjMnは1歩もその場を動こうとしなかった。

何気ない台詞の中に秘めた凶暴性を感じる。