店も賑わいを見せる頃、またRobertVotがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

・・・完全に正気を失っていた。

店も賑わいを見せる頃、またClaytonexirlがやってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

店も賑わいを見せる頃、またDonaldsoifyがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。Donaldsoifyは周りを警戒するようにこう言い出した。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

店も賑わいを見せる頃、またDonaldsoifyがやってきた。店に入る前からDonaldsoifyは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。Donaldsoifyは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVotがやってきた。RobertVotが入ってくるなり店内が静まりかえった。RobertVotは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

RobertVotの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVotがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

店も賑わいを見せる頃、またBryantLokがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。BryantLokは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

自虐的ジョークがお得意のようだ。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVotがやってきた。青年の美貌に店内中の女の子が息をのむ。何を思ったのか女の子の話しをはじめた。

小生はその時RobertVotの殺意を確かに感じた・・・。

店も賑わいを見せる頃、またClaytonexirlがやってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

学生には二度と口を開かないでもらいたい。

店も賑わいを見せる頃、またDonaldsoifyがやってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

・・・目が完全にイッてしまってる。