大分夜も遅くなった頃、またDouglasObsesがやってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。何を思ったのか女王様の話しをはじめた。

・・・完全に正気を失っていた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。何を思ったのか女王様の話しをはじめた。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

大分夜も遅くなった頃、またRichardtutがやってきた。この女殺しにつかまったら大概の老婆は人生の地獄を見る。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

大分夜も遅くなった頃、またRichardtutがやってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。何を思ったのかセクシーダイナマイトの話しをはじめた。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある英雄が入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。RichardShonsは周りを警戒するようにこう言い出した。

RichardShonsの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある男の子が入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。得意万面で初恋の話をしだした。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

大分夜も遅くなった頃、またRichardtutがやってきた。二枚目はセクシーダイナマイトを探しているらしく、一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

小生はその時Richardtutの殺意を確かに感じた・・・。

大分夜も遅くなった頃、またDouglasObsesがやってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。DouglasObsesはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

老人には二度と口を開かないでもらいたい。

大分夜も遅くなった頃、またDouglasObsesがやってきた。DouglasObsesという名前は覚えるのに一苦労だ。DouglasObsesは周りを警戒するようにこう言い出した。

・・・目が完全にイッてしまってる。