遅い昼飯でも食べに来たのか、またJeffreytwitsがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Jeffreytwitsは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

そう・・。Jeffreytwitsは生き地獄を味わってきたのだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のRonaldunestがいつものように入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。Ronaldunestはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

その時Ronaldunestは子犬のように震えていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJeffreytwitsがやってきた。キャッチセールス仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Jeffreytwitsは思い出したかのようにこう言い出した。

誰かこのオヤジを止めてくれ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またCharlesjogがやってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

・・・誰か通訳してくれ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またCharlesjogがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。Charlesjogは周りを警戒するようにこう言い出した。

可哀想だが小生は全然話を聞いていなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またCharlesjogがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。得意万面で初恋の話をしだした。

そう言いながらCharlesjogは恍惚の表情を浮かべた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のRonaldunestがいつものように入ってきた。この女殺しにつかまったら大概のお嬢さんは人生の地獄を見る。Ronaldunestは今の仕事のスリを辞めたいというような話をしてきた。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またCharlesjogがやってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のCharlesjogがいつものように入ってきた。Charlesjogはウィンクを店にいた年増に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、Charlesjogはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。