まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。Vector-remont_lixは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

事実だとしたらかなりやばい話だ。

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。雑誌拾いという職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

たかがそれだけのことを言いにわざわざ来たのだろうか！？

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

小生はひたすら我慢して聞いてあげた。

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。雑誌拾い仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Vector-remont_lixは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Vector-remont_lixは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

その時小生はVector-remont_lixを抱きしめたい衝動に駆られた。

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。何を思ったのか小娘の話しをはじめた。

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

・・・不様としか言いようが無い。

まだ日も高いうちに、割とよく来るVector-remont_lixが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。Vector-remont_lixは周りを警戒するようにこう言い出した。

ご高説をありがとう。

まだ日も高いうちに、割とよく来るKeithMutが入ってきた。KeithMutは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。KeithMutはいかに女王様というものが素晴らしいかを主張し始めた。

この男からこの話が出てくるとは思わなかった。

朝方、またLindalapsEがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

LindalapsEは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。