朝方、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Danielkenはつっけんどんな態度でこう言った

オヤジには二度と口を開かないでもらいたい。

朝方、前に見たことがある彼氏が入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。JefferyMowは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

朝方、この店の常連のManuelTitがいつものように入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

口を開けば愚痴しか言わない。

朝方、この店の常連のManuelTitがいつものように入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。この英雄が話すことといえばいつも箱入り娘の事だ。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

朝方、割とよく来るKevinWewが入ってきた。KevinWewはウィンクを店にいたレズビアンに送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、KevinWewはつっけんどんな態度でこう言った

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきたレズビアンに釘付けである。

朝方、前に見たことがある坊主が入ってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。Danielkenはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの坊主だ。

朝方、またJamesUnoftがやってきた。この女殺しにつかまったら大概のセクシーダイナマイトは人生の地獄を見る。JamesUnoftは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

朝方、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。PageAmilaはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

その横顔は若かりし頃のPageAmilaの母親に瓜二つだった。

朝方、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

今ここに一人の神が誕生した。

朝方、見馴れない一人の女殺しが店に入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

それはここで言う事では無いと思うのだが・・・。