遅い昼飯でも食べに来たのか、またTimothyBuhがやってきた。ポン引き仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。TimothyBuhは思い出したかのようにこう言い出した。

愛されたい。小生にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またNormanLesseがやってきた。NormanLesseというふざけた名前の男だ。NormanLesseは思い出したかのようにこう言い出した。

NormanLesseは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またNormanLesseがやってきた。NormanLesseというふざけた名前の男だ。NormanLesseは辺りかまわず罵った。

店内の客全員がNormanLesseを優しい眼差しで見つめていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJasontobがやってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。Jasontobは辺りかまわず罵った。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またTimothyBuhがやってきた。TimothyBuhというふざけた名前の男だ。TimothyBuhはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

女の子とギャンブルと酒の話。この男には3種類の話題しかない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJasontobがやってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。Jasontobは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

このJasontobという紳士はどうも何かを隠している・・・・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またTimothyBuhがやってきた。二枚目は淑女を探しているらしく、一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

小生に何か期待している口ぶりだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJasontobがやってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。Jasontobはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

この色男の何を信じればいいと言うのか。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またShaneroxがやってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

終始口元を押さえている。口臭を気にしているようだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またJasontobがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Jasontobは1歩もその場を動こうとしなかった。

Jasontobは人の話を全く聞こうとしなかった。