まだ日も高いうちに、またLouisHOWがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

まだ日も高いうちに、この店の常連のCharleslamがいつものように入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。何を思ったのか人妻の話しをはじめた。

・・・不様としか言いようが無い。

朝方、またLouisHOWがやってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

はい、お疲れさん。

朝方、またJasonutigeがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。Jasonutigeはいかに貴婦人というものが素晴らしいかを主張し始めた。

独り言なのだろうか・・・・・？

朝方、またLouisHOWがやってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

朝方、またJessieGomがやってきた。JessieGomはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。JessieGomは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。

朝方、またJessieGomがやってきた。キャッチセールス仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

ここにも一人、季節の終わりに取り残されたオヤジがいた。

朝方、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。何を思ったのか乙女の話しをはじめた。

未だに過去にすがって生きている。

朝方、またJasonutigeがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Jasonutigeはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

股間を掻くのだけはやめてもらいたいものだ。

朝方、またJasonutigeがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

子供達が泣いてるぞ・・・。