朝方、この店の常連のCharlesFenがいつものように入ってきた。どこにでもいるような人間だ。CharlesFenは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

・・・目が完全にイッてしまってる。

朝方、割とよく来るWilliamReurbが入ってきた。WilliamReurbが入ってくるなり店内が静まりかえった。WilliamReurbは辺りかまわず罵った。

口を開けば愚痴しか言わない。

朝方、割とよく来るDavidfeetsが入ってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。Davidfeetsは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

読者諸君にここでタネを明かそう。学生はこの時重大な嘘をついていた。

朝方、割とよく来るShaneroxが入ってきた。Shaneroxはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

要は小生にも雑誌拾いを薦めているのである。

朝方、割とよく来るTimothyBuhが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。TimothyBuhは女子高生から聞いたという話をしだした。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけのホモだ。

朝方、割とよく来るNormanLesseが入ってきた。こう見えても金には汚い。NormanLesseはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

愛を捨てたNormanLesseの言葉はあまりにも悲しかった。

朝方、割とよく来るWilliamReurbが入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

その横顔は若かりし頃のWilliamReurbの母親に瓜二つだった。

朝方、割とよく来るNormanLesseが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。NormanLesseはつっけんどんな態度でこう言った

店内の客全員がNormanLesseを優しい眼差しで見つめていた。

朝方、割とよく来るJasontobが入ってきた。Jasontobは店内中のミスに投げキッスをし、Jasontobは辺りかまわず罵った。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用しているガキが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。NormanLesseはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

このガキもたまには語りたいのだろう。