他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るJamesbomが入ってきた。Jamesbomという名前は覚えるのに一苦労だ。Jamesbomは今の仕事の雑誌拾いを辞めたいというような話をしてきた。

どう聞いても自慢話だった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のKennethKamがいつものように入ってきた。KennethKamはウィンクを店にいたお嬢さんに送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、KennethKamは周りを警戒するようにこう言い出した。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のKennethKamがいつものように入ってきた。今夜は最悪の気分だ。KennethKamは辺りかまわず罵った。

KennethKamは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のKennethKamがいつものように入ってきた。この貴公子につかまったら大概の年増は人生の地獄を見る。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

この貴公子の親の顔が見てみたい・・・・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のKennethKamがいつものように入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。KennethKamはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

そう・・。KennethKamは生き地獄を味わってきたのだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のKennethKamがいつものように入ってきた。どこにでもいるような人間だ。KennethKamはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

その時KennethKamは子犬のように震えていた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、何回かこの店を利用している男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。Jamesbomは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

誰かこの男の子を止めてくれ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

・・・誰か通訳してくれ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、何回かこの店を利用しているガキが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

事実だとしたらかなりやばい話だ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のKennethKamがいつものように入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。得意万面で初恋の話をしだした。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。