店も賑わいを見せる頃、またkralizがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。kralizは辺りかまわず罵った。

この女殺しからこの話が出てくるとは思わなかった。

店も賑わいを見せる頃、またStuartguavaがやってきた。Stuartguavaと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。Stuartguavaはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVioroがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。この巨漢が話すことといえばいつも老婆の事だ。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVioroがやってきた。RobertVioroという名前は覚えるのに一苦労だ。RobertVioroは今の仕事のキャッチセールスを辞めたいというような話をしてきた。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

未だに過去にすがって生きている。

店も賑わいを見せる頃、またStuartguavaがやってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Stuartguavaはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

股間を掻くのだけはやめてもらいたいものだ。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVioroがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。RobertVioroはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

子供達が泣いてるぞ・・・。

店も賑わいを見せる頃、またRobertVioroがやってきた。二枚目はチャック全開に気づいている様子もない。RobertVioroは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

店も賑わいを見せる頃、またkralizがやってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。kralizは1歩もその場を動こうとしなかった。

未成年のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またStuartguavaがやってきた。博徒仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

殆ど逆ギレだ・・・・・。