店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している男が入ってきた。Joshuatrageは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

可哀想だが小生は全然話を聞いていなかった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRobertWellaが入ってきた。この女殺しにつかまったら大概のマドンナは人生の地獄を見る。RobertWellaは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している野郎が入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。TerryveRはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

そう言いながらTerryveRは恍惚の表情を浮かべた。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある優男が入ってきた。Joshuatrageが入ってくるなり店内が静まりかえった。Joshuatrageは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

・・・そして無情にも時は流れていった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRobertbupが入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Robertbupは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある中年が入ってきた。TerryveRはウィンクを店にいたオバサンに送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、TerryveRはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある中年が入ってきた。Joshuatrageはウィンクを店にいた生娘に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、Joshuatrageはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

・・・不様としか言いようが無い。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。Joshuatrageという名前は覚えるのに一苦労だ。得意万面で初恋の話をしだした。

はい、お疲れさん。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある色男が入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。TerryveRは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

独り言なのだろうか・・・・・？

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある彼氏が入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。Joshuatrageは辺りかまわず罵った。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。