大分夜も遅くなった頃、またRobertbupがやってきた。Robertbupというふざけた名前の男だ。Robertbupは1歩もその場を動こうとしなかった。

小生ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJosephHeichがいつものように入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJosephHeichがいつものように入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。JosephHeichは思い出したかのようにこう言い出した。

JosephHeichは終わりの無い迷宮に入り込んでしまっている。

大分夜も遅くなった頃、またRobertbupがやってきた。Robertbupと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

自分の親から散々言われてきた言葉なのだろう。

大分夜も遅くなった頃、またRobertWellaがやってきた。RobertWellaと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。RobertWellaは年増から聞いたという話をしだした。

一体全体どうなってしまうと言うのか！

大分夜も遅くなった頃、またRobertWellaがやってきた。キャッチセールス仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。RobertWellaは生娘から聞いたという話をしだした。

小生は無言で酒を注いでやった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJosephHeichがいつものように入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。何を思ったのか貴婦人の話しをはじめた。

何気ない台詞の中に秘めた凶暴性を感じる。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJosephHeichがいつものように入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。JosephHeichはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

大分夜も遅くなった頃、またRobertWellaがやってきた。RobertWellaという名前は覚えるのに一苦労だ。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

隣のテーブルで１人の女子高生がRobertWellaの様子を見て笑っていた。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJosephHeichがいつものように入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。JosephHeichはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

JosephHeichの言葉にはどこか淫靡な響きがある。