朝方、この店の常連のJoshuaSlultがいつものように入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。お嬢さんから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

JoshuaSlultは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

朝方、またJessieGomがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

聞いてはいけない話だったような気がする。

朝方、またLouisHOWがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

誰かこの紳士を止めてくれ。

朝方、またJessieGomがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

いけない。一瞬寝てしまった。

朝方、この店の常連のCharleslamがいつものように入ってきた。未成年の美貌に店内中の女の子が息をのむ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

事実だとしたらかなりやばい話だ。

朝方、この店の常連のJoshuaSlultがいつものように入ってきた。JoshuaSlultという名前は覚えるのに一苦労だ。JoshuaSlultは1歩もその場を動こうとしなかった。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

朝方、またLouisHOWがやってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。LouisHOWは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

小生はひたすら我慢して聞いてあげた。

朝方、またJasonutigeがやってきた。随分とご機嫌な様子だ。このホモが話すことといえばいつもミスの事だ。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

朝方、またJasonutigeがやってきた。随分とご機嫌な様子だ。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

その時小生はJasonutigeを抱きしめたい衝動に駆られた。

朝方、またLouisHOWがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。LouisHOWはミスから聞いたという話をしだした。

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。