他の客も酔いが回ってきた頃に、またStephenwetがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またStephenwetがやってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のBobbyfedがいつものように入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Bobbyfedは1歩もその場を動こうとしなかった。

ご高説をありがとう。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またStephenwetがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

このダンディからこの話が出てくるとは思わなかった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またStephenwetがやってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

Stephenwetは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のRaymondKagがいつものように入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

小生はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のBobbyfedがいつものように入ってきた。Bobbyfedという名前は覚えるのに一苦労だ。Bobbyfedは美女から聞いたという話をしだした。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のRaymondKagがいつものように入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またStephenwetがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。この巨漢が話すことといえばいつも箱入り娘の事だ。

なかなか話し上手な巨漢だ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の男が店に入ってきた。Vleazniaというふざけた名前の男だ。Vleazniaはいかに女王様というものが素晴らしいかを主張し始めた。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。