大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJosephHeichが入ってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。得意万面で初恋の話をしだした。

・・・完全に正気を失っていた。

大分夜も遅くなった頃、またRobertbupがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Robertbupはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

大分夜も遅くなった頃、またRobertbupがやってきた。随分とご機嫌な様子だ。Robertbupは1歩もその場を動こうとしなかった。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

大分夜も遅くなった頃、またRobertbupがやってきた。Robertbupは終始腰を左右に揺らしている。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

大分夜も遅くなった頃、またRobertbupがやってきた。今夜は最悪の気分だ。Robertbupは1歩もその場を動こうとしなかった。

Robertbupの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJoshuatrageが入ってきた。店に入る前からJoshuatrageは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。Joshuatrageは辺りかまわず罵った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、またRobertWellaがやってきた。こう見えても金には汚い。RobertWellaは辺りかまわず罵った。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

大分夜も遅くなった頃、またRobertWellaがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

小生はその時RobertWellaの殺意を確かに感じた・・・。

大分夜も遅くなった頃、またAnna_busがやってきた。言わずと知れたAnna_bus団のボスだ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

ミスターには二度と口を開かないでもらいたい。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のRobertWellaがいつものように入ってきた。RobertWellaは店内中の美人に投げキッスをし、小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

・・・目が完全にイッてしまってる。