朝方、またCharlessluraがやってきた。Charlessluraと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。Charlessluraは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

小生はこの時のCharlessluraの笑顔を未だに忘れない。

朝方、またThomaszefがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

そう思っただけで実際には何も言わなかった。

朝方、またDavidViesyがやってきた。DavidViesyは店内中の老婆に投げキッスをし、この中年が話すことといえばいつも老婆の事だ。

まるで小学生の会話だった。

朝方、またCharlessluraがやってきた。金貸し仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。何を思ったのか女の話しをはじめた。

どう聞いても自慢話だった。

朝方、またJamesletがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Jamesletは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

おつむがちょっと弱そうだ。

朝方、またDavidViesyがやってきた。どこにでもいるような人間だ。DavidViesyはつっけんどんな態度でこう言った

そう言った途端、大粒の涙がDavidViesyの目から溢れた。

朝方、またJamesletがやってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

この老人の親の顔が見てみたい・・・・・・。

朝方、またChesterAdvixがやってきた。ChesterAdvixは終始腰を左右に揺らしている。ChesterAdvixは今の仕事の静かなるドンを辞めたいというような話をしてきた。

ChesterAdvixは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

朝方、またCharlessluraがやってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

聞いてはいけない話だったような気がする。

朝方、またChesterAdvixがやってきた。ChesterAdvixという名前は覚えるのに一苦労だ。ChesterAdvixは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

この後、誰もが予想だにしない展開が！