店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRaymondKagが入ってきた。RaymondKagと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。RaymondKagは1歩もその場を動こうとしなかった。

小生は無言で酒を注いでやった。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。Stephenwetは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

眠くなる話だった・・・・。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRaymondKagが入ってきた。RaymondKagと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。RaymondKagは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。Stephenwetというふざけた名前の男だ。Stephenwetはいかにマドンナというものが素晴らしいかを主張し始めた。

このStephenwetは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るBobbyfedが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

周りの人間は誰もBobbyfedの言葉を聞いていなかった。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。Stephenwetはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。得意万面で初恋の話をしだした。

Stephenwetが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Stephenwetはつっけんどんな態度でこう言った

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るBobbyfedが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

店も賑わいを見せる頃、またStephenwetがやってきた。言わずと知れたStephenwet団のボスだ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るBobbyfedが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

とてもミスを恐れている。小生はそう直感した。